枯れた技術

 

新しい技術があると使いたくなる。何か新たに設計をしようとすれば特にそうなる。

 

ここで少し考えてみる必要がある。本当にそれは必要なのだろうか、これまでの技術(枯れた技術)では実現できないのだろうか。

 

枯れた技術は面白みに欠ける。しかし、長い間広く使われてきたことで信頼性は高い。問題点もほぼ出尽くし、改善されてきている。言わば、「経験豊富なベテラン」のような存在である。そして、新しい技術に比べ、コストも安くつくことが多い。

 

設計に、納期、コスト、信頼性を求めるなら、これを無視することはできない。枯れた技術の過去の使用例を参考にし、水平展開することによって利用できることが多い。基になる技術はそのままで、新しい使い道を考える、他の技術と結合させる、といった方法がある。

例えば、アップル社のiPhone iPad も、既存の技術を水平展開して生まれた。

食い散らかすエンジニア

 

困ったエンジニアの実例だ。

彼は、多くの案件に首を突っ込んでいた。そして、色々なアイデアを出す。

ここまでは良いのだが、問題は途中で放り出し、別の案件に首を突っ込んでしまうこと。そして、その案件は彼の部下がすることになる。

 

内容がほとんど手つかずで、ほぼ白紙の状態であるか、もしくは重要な部分を含めほとんど完成間近の状態であれば、たいして問題はないのだが、そうではない。

思いついたアイデアが未完成のまま、客先に説明しその了承までえてしまっており、既に変更できない部分が大半になっている。しかも、それらには何らかの問題があり未解決のままになっている。

 

それを引き継がされる部下にとっては、いい迷惑である。しかも、書類を渡すだけでたいした引き継ぎもしようとしない。部下が内容を確認しても、彼の頭の中は次の案件に行っている。

 

設計の仕事は、そのアイデアは本人の頭の中で行われることが大半だ。引き継ぐのであれば、詳細な引継ぎをし、未解決の問題点についての協議も必要になる。

それができないのであれば、本人が責任をもってやり遂げるしかない。(これも危険な方法なのだが。チェックがずさんだと、暴走したら誰が止めるのだろうか)

全ての人を満足させる製品はあり得ない

 

「全てのお客様にご満足いただける・・・」というフレーズを耳にすることがあるが、本当に可能なのだろうか。そんな製品があるのだろうか。

 

結論から言うと、あり得ない、存在しない。

「全てのお客様に満足いただける」=「誰も満足しない」である。

 

顧客の要求は多種多様、十人十色である。それらを一つの製品で満足させることなどできない。要求をすべて取り込もうとすると、コストばかりかかり、やたら使いにくいものになる。要求によっては、矛盾するものも含まれる。機能を詰め込みまくった多機能製品は、個々の顧客にとっては使わないムダな機能満載の使い勝手の悪い製品になっていることが多々ある。

 

これらは製品の企画段階から間違っている。使う人の身になって考えればこんなことにはならないはずだ。使う人の身になるということは、顧客(ターゲット)を絞るということ。ターゲット顧客を限定すれば、機能は絞れる。余計な機能がなくなれば、コストも下がり、使い勝手もよくなる。

 

昨今、単機能の製品が見直され、人気を集めている状況でもある。

日経平均株価と為替の推移

 

日経平均株価の円建てとドル建て、為替(米ドル/円)の推移を調べてみた。

1989年の値を100として、各年の年初日の値を2026年までプロットすると下のグラフになる。バブル崩壊から現在に至るまでの推移である。

 

ここ23年で、ようやくバブル期を更新できている。本当に長い低迷期であった。

 

では、円建て株価、ドル建て株価、および為替の関係を見てみよう。

まず円建てとドル建ての株価であるが、共によく似た動きをしているが、騰落どちらにおいても、ドル建てより円建ての方が大きい傾向にある。

また、2010年前後以降(特に直近5年)においては、株価と為替が相関関係にある。これが、円安信仰(円安になると株価が上がる ≒ 好景気?)を生み、現在の好ましくない円安(円安のために物価が上がった)に繋がった一因もあると思われる。



2026 初詣 & 走り初め

 

今年も元旦の朝、初詣&走り初め” に行ってきた。

1月1日は、朝食前に金刀比羅宮(通称:こんぴらさん)鳥羽分社へ、走り初めを兼ねて初詣をするのが毎年の恒例だ。

「こんぴらさん鳥羽分社」は、標高163mの樋の山の頂上にあり、香川県の金刀比羅宮の分社で、全国にある6つの分社のひとつである。

今年も頑張るぞ。





2025 仕事納め

 

本日(12/26)が今年の仕事納めだ。

12/2728が土日になるので、少し早い仕事納め日とした。

 

業務を午前中に終了させ、午後からは大掃除。

不要となった書類を廃棄し、仕事部屋の片づけと清掃、そして来年の目標を掲示した。

整理整頓が苦手で、昨年は翌日以降に持ち越してしまったのだが、今年は割とうまく終了させられた。少しは進歩したなと胸を張るようなことではなく、当たり前のことなのだが。

 

しかし、1年間お世話になったPCの内部を掃除してみると、結構ホコリが・・・

PC内部にホコリが溜まると、冷却効率が低下し、熱暴走や性能低下を招くので、掃除が必要です」などと普段言っておきながら、自分が出来ていない。 う~ん、情けない!(反省)






リカレント教育・リスキリングセミナー「半導体の基礎と日本を取り巻く半導体の状況」

 

四日市市リカレント教育・リスキリングセミナー「半導体の基礎と日本を取り巻く半導体の状況」を受講した。

13:0017:50に、3人の大学教授が、それぞれ90分の講義を行うもので、ほぼ大学の講義の時間割。

テーマでは「半導体の基礎」とされていたが、そこは研究者である先生方の講義、現在の研究やその課題にも触れる内容の濃いもので、半導体に関わっていない人にとっては難しかったかもしれない。

「日本を取り巻く半導体の状況」においては、テレビなどで見る経済や政治がらみの話は少なく、定量的で技術的、論理的な側面が多いので、逆にすっきりしており、分かりやすかった。





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