12月9日に、モバイルバッテリーの発火が原因とみられる火災が、京都のホテルで発生とのニュースがあった。モバイルバッテリー等のリチウムイオン電池の発火による事故は、夏場だけでなく冬季にも発生している。
発生原因は、製造したメーカーの品質に起因するものと、使用するユーザーの使い方によるものがある。火災事故を防ぐために、我々ユーザーが気を付けるべき点をまとめてみた。
(1)保管・移動・使用時の注意
1)外力を避ける
• 落とさない
• ポケットに入れたまま転倒しない
• ペットが噛まないようにする
2)高温にさらさない
• 車内(特にダッシュボード)に置かない
• 直射日光が当たる場所に放置しない
3)過充電しない
• 100%充電を何度も繰り返さない
• 満充電後は充電器から外す
4)劣化に気づく
• 電池が膨らむ
• 充電容量が低下する、持ちが悪くなる
(2)廃棄時の注意
・リチウムイオン電池は 絶対に一般ごみに捨ててはいけない。
・必ず自治体のルールに従い、適切に処分する。
※ リチウムイオン電池が使われている製品:充電できるほぼ全ての製品
★ マイベストプロのコラム「リチウムイオン電池を理解して、安全に使いましょう」に、リチウムイオン電池の仕組み、発火に至る過程などを掲載しているので、参考にしていただきたい。(下記をクリック)