設計の終了しないエンジニア、ブログ記事の定期掲載終了

 

製品が出来上がるには、企画、検討、設計、部材調達、製造の順が基本になる。量産品であっても、オーダー品であっても、大筋は変わらない。出荷日が設定されれば、途中からはそれに合わせて、後ろから予定(工程)を組むことになる。どこかの工程が狂うと後の工程にしわ寄せがいく

 

私が出会った中に、ある困った設計者がいた。

彼が担当すると、なかなか設計が終了せず、後工程になる部材調達や製造の日数が減り、納期に問題が発生することがしょっちゅうであった。

 

設計能力が低い訳でも、仕事そのものが遅い訳でもなかった。設計を進めていくと、次々に新しいアイデアが出てきて、その都度変更を繰り返すため、期日になっても終了しない。製品の設計としては、合格ラインに達しているのだが、フィックスさせようとしない。

ひどい場合には、製造が開始されても、設計変更を行う。

 

思いつくままにアイデアを次々に入れ込めば、その検証を行う時間はない。製造にもしわ寄せが出て、大急ぎで作ることになり、トラブルが発生しやすくなる。設計後の仕様もまとめられておらず、出荷検査にも支障をきたす。

このようにして出荷されると、何らかのクレームが発生する。そして、その対策のため場合によっては、設計変更が必要になる。しかし、ここで彼に任すと、また同じことを繰り返し、終了しなくなる。

 

結局のところ、設計担当者の変更をしなければならないことが多々あった。尻ぬぐいが必要だった。 そして彼は、会社を去るまでこの悪癖は直らなかった。

 

 

  今回を持って、本ブログ記事の定期掲載(毎週木曜日)を終了します。

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