三重県と三重県産業支援センター主催の「副業・兼業人材活用セミナー」に参加した。ちょっとした事の行き掛かりで参加することになってしまったのだが、参加する以上は話をしっかり聞いてムダにしないようと思った。
副業・兼業と言っても、生活が苦しいからとか、単に収入を増やすために副業や兼業をということではなく、主旨は人材の共用ということであった。もう少し分かり易くに言えば、優秀で実績もある人材を一社で独占するのではなく、他の企業でも活用しようということだ。
ある企業で働いている優秀な人材を、別の企業が副業または兼業として採用してその人材が持っている能力を活かした業務をしてもらう。つまり、企業にとっての外部人材の活用である。
そして、それにかかる費用に対して補助金が出るとのこと。
人手不足が深刻になる昨今、副業・兼業を禁止するのではなく、それによって人材の共用(外部人材の活用)を行って対処しようという方向になってきたようだ。
ただし、求められるのは、優秀な人材である。
