「出来る/出来ない」と「やる/やらない」は別

 

製品を開発・設計し製造するにおいて、「実際にどこまでやるのか?」ということがある。

理論的に製作可能、設備・能力的に製作可能であっても、実際にその仕様で製作するとは限らない。

 

「出来るけれど、やらない」理由は多々あり、状況により異なる。

コストの問題、納期の問題、派生製品のスケジュールの問題、他の製品との問題、競合他社との問題、等々あり、これに営業的・戦略的な事柄が絡む。

 

ある製品において、変更の話が出ていて、それを実施するか否か、実施するならいつするか、が検討されていた。この件について、営業が納入先の顧客に説明をしていたのだが、うまく説明できていなかったようで、顧客から直接設計部門である私のところに電話が来たことがあった。

理論的に出来ることは説明できるのだが、実施の有無や時期については即答できない。この時は、コストの問題以外にも、部品在庫の問題が絡んでいた。

結局のところ、こちらは設計部門であるので、技術的に可能であることは説明できるが、それ以外については回答できないことを伝え、技術的・理論的な説明のみで了承いただいた。

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